2015年12月05日

テロ国家イスラム国の残虐と『イオの末裔』

小説『イオの末裔』は、逃げることをテーマにした小説です。
アマゾンの小説の内容紹介には、次の文を掲載しました。

教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。

恐ろしく簡単な説明ですが、強引にまとめるとこんな感じだと思います。

こういう小説なので、小説の中には当然、残酷な犯罪行為がいくつか描かれています。
その一つに、主人公の叔父であり、小説の中で最も凶悪な人物・鬼塚昌治が、教団内の裏切り者を残酷に殺した挙句に、その首を取ってしまう場面があります。

この場面のモデルは、テロ国家として悪名高いイスラム国で起こった同様の事件です。
その映像を私は見てはいませんが、YouTubeに動画が投稿されて話題になったので、知っている人も多いでしょう。

あまりにも残酷で、身の毛もよだつ話ですが、このように残酷な話が『イオの末裔』の中に入り込んだのにはわけがあります。
実は、『イオの末裔』の構想の最初の段階で、イスラム国のような無法者国家が、物語の舞台の候補の一つだったからです。

それで、テロリストの残酷な犯罪と類似した場面が小説『イオの末裔』に描かれることになったのです。

posted by 草野 巧 at 21:19| Comment(0) | イオの末裔

2015年12月01日

アマゾンでの小説『イオの末裔』の表紙が無事に変更されました。

昨日、アマゾンのKindleダイレクト・パブリッシングで小説『イオの末裔』の最新版の表紙をアップロードしたのですが、今日、アマゾンのストアをのぞいてみたら、早くも最新版の表紙に変更されていました。
前回の変更は無視されたようです。
どういうメカニズムかわかりませんが、想像するに、三日に一度くらいのペースで更新されているのかもしれませんね。
アマゾンのヘルプでは、表紙の変更には最大72時間かかると書かれていたので、多分そういうことなのだと思います。

なにはともあれ、これから小説『イオの末裔』を購入した読者には、最新版の表紙で届くはずです。
よろしくお願いします。
posted by 草野 巧 at 13:16| Comment(0) | イオの末裔

2015年11月30日

Kindle本の表紙変更には時間がかかるようです。

一昨日、小説『イオの末裔』の新しい表紙を、Kindleダイレクト・パブリッシングでアップロードしたのですが、
アマゾンストアの一覧に反映されるにはかなり時間がかかるようです。
で、新しい表紙を見ているうちに、もうちょっとどうにかしたいと思えてきたので、また新しい表紙を作ってしまいました。
そして、前回の変更がストアに反映されていないのに、またしても変更の手続きをしてしまいました。
でも、たぶんこれで決定です。
というか、当分の間はこれでいこうと思います。
以下のような表紙なので、よろしくお願いします。
hiroki003.jpg
posted by 草野 巧 at 14:13| Comment(0) | イオの末裔